環境世界と自己の系譜

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  • サイズ B6判/ページ数 298,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622074724
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0036

内容説明

「開放系」と「閉鎖系」の環境世界。「アトム的自己」と「つながりの自己」という人間観は地球環境に何をもたらしたのか。関係志向の倫理へ向けた、未来への提言。

目次

1 環境世界と世界仮構(世界仮構ということ;認知症で見られる世界仮構;非痴呆状態で見られる世界仮構 ほか)
2 深層心理における自己観と倫理意識(人類文化に見られる二種の自己観;「アトム的自己」の出現と生存の態様;「つながりの自己」の形成―古代日本の事例 ほか)
3 倫理意識・経済システム・環境(新古典派市場経済理論とその世界仮構;ニュージーランド行政改革という事例;生存戦略的意識転換を迫られるとき ほか)

著者等紹介

大井玄[オオイゲン]
1935年生まれ。1963年、東京大学医学部医学科卒。1965‐71年、ペンシルバニア大学グラジュエート病院内科助講師、デューク大学医学部血液科フェロー。東京都立衛生研究所副参事研究員ののち、1977年、ハーバード大学公衆衛生大学院修了。1978‐84年、東京大学医学部衛生学助教授。1984‐89年、帝京大学公衆衛生学教授。1989‐96年、東京大学医学部保健学科成人保健学教授、東京大学大学院医学系研究科国際保健学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ryo1oo3o

1
少し見方が偏りすぎているような気もしたが十分これからの自分にとって参考になる内容だった。基本的に内容は持続的な開発というか人類の存続は文化的、倫理的な価値観の変更が唯一有効な手であるというものだった。自分はここから今何をしなくてはならなくて、これからどうしなくてはならないか考える必要があるのを感じた。難しいが。2012/05/16

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