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音と意味についての六章 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622074311
  • NDC分類 801.1
  • Cコード C1010

内容説明

亡命学者によりニューヨークに創設された「高等学術自由学院」における1942年の講義。音素の観念、弁別特性の理論をめぐって展開され、ヤーコブソン音韻論の入門書であり、最適な音韻論思想史となっている。聴講したレヴィ=ストロースがその発想の原点とし、構造人類学を生み出した書。

目次

1 調音音声学と音響音声学
2 音韻論の誕生
3 音素の特殊性
4 音素は弁別特性の束である
5 能記は果たして線的か
6 言語記号は恣意的か

著者等紹介

ヤーコブソン,ロマーン[ヤーコブソン,ロマーン][Jakobson,Roman]
1896年モスクワに生れる。ラザレフ東洋語学院、モスクワ大学大学院を卒業。1915年モスクワ言語学集団を創設。1920年チェコスロヴァキアに移り、マサリック大学においてロシア語学などを講ずる。1926年プラーグ言語学集団の創設に参加し、トゥルベツコイを授けて活躍。1939年ナチスの侵入にあって、デンマークとスウェーデンに2年間滞在し、それからアメリカへ移る。1942‐47年ニューヨークのEcole Libre des Hautes Etudesにあり、その間にレヴィ=ストロースと相知る。ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の教授を兼任。両大学名誉教授、1982年歿

花輪光[ハナワヒカル]
1932年山梨県に生れる。1955年東京教育大学文学部仏文科卒業。1959年同大学大学院博士課程中退。元筑波大学文芸・言語学系教授。1999年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syokou

0
能記と所記は必然的な結合 音素の表意作用の欠如は外の内容で埋めるという主張が印象的。感想は、各言語間で能記が異なるのはアルファベットの差異はもちろん、対象を捉える境界、外延が異なることからも説明できる気がする。2012/11/28

あだこ

0
おしゃれなタイトル。端的でシンプルな説明。音韻論の古典。2009/04/04

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