構造・神話・労働―クロード・レヴィ=ストロース日本講演集 (新装版)

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構造・神話・労働―クロード・レヴィ=ストロース日本講演集 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622074304
  • NDC分類 389
  • Cコード C1010

内容説明

1977年、レヴィ=ストロースは、国際交流基金の招きにより初めて来日し、6週間滞在した。本書は、滞日中に行った講演、対話をすべて収録し、非公開のシンポジウムの記録を加える。民族学がはらむ問題を語った「民族学者の責任」ほか、「構造主義」「神話論」という、構造主義人類学の方法論をわかりやすい言語で語る。

目次

1 講演(民族学者の責任;構造主義再考;神話とは何か;労働の表象)
2 対談(未開と文明;一民族学者のみた日本)

著者等紹介

レヴィ=ストロース,クロード[レヴィストロース,クロード][L´evi‐Strauss,Claude]
1908年ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935‐38年、新設のサン・パウロ大学社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1982年退官。アカデミー・フランセーズ会員

大橋保夫[オオハシヤスオ]
1929年生。京都大学文学部仏文科卒業。元京都大学名誉教授、元名古屋外国語大学教授。1998年歿

三好郁朗[ミヨシイクオ]
1939年生。京都大学大学院修士課程(仏文学専攻)修了。京都大学名誉教授、京都嵯峨芸術大学学長

松本カヨ子[マツモトカヨコ]
1938年生。京都大学文学部卒業。京都大学助手(教養部)

大橋寿美子[オオハシスミコ]
1937年生。京都大学大学院博士課程(仏文学専攻)修了。元同志社女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

madofrapunzel

9
★★★★★ レヴィ=ストロースの思想を知りたいという人には、なかなかうってつけの書物だ。構造と体系の違いが明確に述べられている文章や、あとは「労働の表象」とうって、労働の観念の差異、それの構造主義的研究視座、みたいなものもある。いろいろオトク。2014/04/03

roughfractus02

5
1977年訪日した著者の講演集である本書は、未来へ向かう科学と過去へ向かう歴史という近代的な二つの思考に現在を導入する方法として、構造を提起する。その際「今日の社会においてもなお、神話は存在しうるだろうか」と神話を過去のものとして扱う考え方に問いかける著者は、現代の労働観(罰としてパンのための苦役としての西洋の労働と聖なる宗教的感情を伴う生きがいとしての日本の労働の違い)に神話的メッセージを読み取る。こうして「連続と不連続の間の一種の調停」として現代も生きる神話は、二項対立、変換、媒介の方法で説明される。2018/08/13

NICK

4
ソシュールの思想を土台に構造主義を流行させたレヴィ=ストロースであるが、その著作に当たったことがなかったので、この日本での講演集を読んでみた。「構造」は「要素と要素間の関係とを同一平面に置」くこと、「不変」「変形」という三つの側面があるという話や「神話」は神話間において二項対立や変換といったメタファーを構築していることなど、新たに知ることばかりだった。ポスト構造主義とか言われてるが、ガチの構造主義というのもなかなか面白そう。2011/12/16

kentaro mori

2
⚫︎神話とはまず、今しがた申しましたように、動物と人間とがまだ互いに切り離されておらず、それぞれが宇宙に占める領域がまだはっきり区別されていなかった、非常に古い時代におこったことの物語です。[•••]神話の第一の性格はこの「時間統合機能」です。それは、過去によって現在を説明し、現在によって未来を説明して、ある秩序が現れるとそれが永久に続くことを確認するものです。第二の性格は「複数コードまたは多重コードの使用」と私が呼ぶものです。神話が問題にするのは、けっして特定の一現象を説明することではありません。2024/01/23

zoros

1
良書2023/03/09

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