内容説明
原因のわからない流産が続いたとき、カップルは、医療は、何ができるんだろう?肝心なことさえ意外と知られていない流産について、知っておきたいことのすべて。
目次
1 母なる自然(生育不能;スライドガラスにとらえられた流産;問題のある卵)
2 謎(母体が胎児を拒絶する?―リンパ球免疫療法;ねばねば血液と流産の関係;生命のサイクル―卵巣周期、黄体機能不全とホルモン療法;「流産予防薬」DESがもたらした悲劇;風変わりな子宮―子宮奇形、頚管無力症、子宮筋腫)
3 希望(環境因子は流産を引き起こすか?;流産専門医のケア;奇跡の子)
著者等紹介
コーエン,ジョン[コーエン,ジョン][Cohen,Jon]
アメリカ科学振興協会の科学専門誌、Scienceの記者。エイズ研究の最前線をレポートした著Shots in the Dark:The Wayward Search for an AIDS Vaccine(W.W.Norton & Company,2001)は、National Association of Science WritersのScience in Society Awardを受賞している。Atlantic Monthly、The New Yorker、the New York Times等にも記事の掲載実績のあるベテラン科学ジャーナリスト
藤井知行[フジイトモユキ]
医学博士。日本産科婦人科学会専門医。東京大学大学院医学系研究科産婦人科学講座准教授。専門臨床分野は周産期医療、とくに不育症、血栓症合併妊娠、妊娠高血圧症候群の治療。生殖免疫学を中心に、胎盤形成メカニズムの正常と異常を研究している
谷垣暁美[タニガキアケミ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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