仁科芳雄往復書簡集―現代物理学の開拓〈3〉大サイクロトロン・ニ号研究・戦後の再出発 1940‐1951

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仁科芳雄往復書簡集―現代物理学の開拓〈3〉大サイクロトロン・ニ号研究・戦後の再出発 1940‐1951

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  • サイズ A5判/ページ数 p881/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622072638
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C3342

出版社内容情報


 仁科芳雄の業績に新たな光を当て、日本における現代物理学の基盤がいか
 に築かれたかをつぶさに伝える。
 仁科に連なり国内外で戦前~戦後に活躍した幾多の物理学者たちの足跡が、
 書簡という一次資料を通して浮かび上がる。
 科学と歴史研究の未来へ向け刊行する、昭和の物理学者たちの遺産。


●全3巻中第3巻は、「大サイクロトロン・二号研究・戦後の再出発 1940-1951」

戦中の研究活動を伝える貴重な資料。
特に、これまで憶測で語られることの多かった理化学研究所の「ニ」号(原爆)
研究についても一次資料を収録。敗戦と同時に日本のサイクロトロンはGHQの命
により破壊される。科学研究の戦後復興の様子も読み取れる。

付録
:解説/仁科芳雄関連年譜/参考文献/書簡・文献執筆者リスト
 /事項索引/人名索引

内容説明

戦時中の研究と科学界の戦後復興の様相を示す貴重な文献を集成。空襲下の研究日誌、理研の「ニ号」(原爆)研究、占領軍によるサイクロトロン破壊、復興期の国際交流など。全3巻堂々の完結。

目次

菊池正士(大阪帝大)→仁科芳雄
梅田魁(北海道帝大)→仁科芳雄
宮崎友喜雄(越後湯沢、新潟)→仁科芳雄
湯川秀樹(京都帝大)→仁科芳雄
増田時男(越後湯沢、新潟)→仁科芳雄
三村剛昂(広島文理科大学)→仁科芳雄
高嶺俊夫・D.M.Dennison(パサデナ、アメリカ)→仁科芳雄
仁科芳雄→I.I.Rabi(コロンビア大学、ニューヨーク)
茅誠司(北海道帝大)→仁科芳雄
荒勝文策(京都帝大)→仁科芳雄〔ほか〕

著者等紹介

中根良平[ナカネリョウヘイ]
1921年大阪に生まれる。1943年大阪大学理学部化学科卒業、理化学研究所(仁科研究室)入所。1962‐1980年主任研究員、1983‐1987年副理事長。現在理研名誉相談役、仁科記念財団常務理事、理学博士。専攻は物理化学、原子力工学。原爆研究に参加、後、重窒素分離、ウラン濃縮など同位体分離の研究を行う

仁科雄一郎[ニシナユウイチロウ]
1930年東京に生まれる。東京大学工学部電気工学科卒業後、1954年フルブライト留学生として米国アイオワ州立大学大学院物理学専攻課程に進学、1960年PhD取得(固体物性)。MIT国立強磁場研究所研究員を経て、1971年東北大学金属材料研究所教授。半導体の磁気‐光効果の実験研究に従事。現在ナノメーター尺度の物性とその応用について研究中。東北大学名誉教授。米国特許(ナノチューブ束)

仁科浩二郎[ニシナコウジロウ]
1932年東京に生まれる。1957年東京大学理学部物理学科卒業。1961‐1966年日本原子力研究所、1969年ミシガン大学にてPhD取得(原子力工学)。同年より名古屋大学工学部講師、助教授を経て、1985年教授。専門は原子炉物理学・動特性。名古屋大学名誉教授

矢崎裕二[ヤザキユウジ]
1940年東京に生まれる。1967年東京大学大学院理学系研究科(物理学専攻)修士課程修了。1970年博士課程退学。1970‐2001年都立高等学校教諭(物理担当)。2001‐2006年都立小石川高等学校嘱託。2001年より現在、東京理科大学非常勤講師(科学史担当)。理学修士。専攻は統計力学、物理学史(特に仁科資料の調査、整理、研究を行う)

江沢洋[エザワヒロシ]
1932年東京に生まれる。1960年東京大学大学院数物系研究科修了。東京大学理学部助手。1963年米・独に出張。1967年帰国。学習院大学助教授、1970年教授、2003年名誉教授。理学博士。専攻は理論物理、確率過程論、科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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