思想としての“共和国”―日本のデモクラシーのために

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622072218
  • NDC分類 311.235
  • Cコード C1031

内容説明

“共和国”の思想を問うドゥブレの論考を導き手に、共和主義を論ずる地平より、議論を展開。迷走状態にある、現代日本の政治を撃つ、鋭敏な思考を提起する。

目次

あなたはデモクラットか、それとも共和主義者か
現代世界に直面するメディオローグ―レジス・ドゥブレとの対話
フランス共和国の孤独―十八世紀が照らし出す現代
新しい“ユマニテ=人文学的教養”のために―グローバリゼーションと来るべき教育
共和国の精神について(鼎談)
鼎談を終えて

著者等紹介

ドゥブレ,レジス[ドゥブレ,レジス][Debray,R´egis]
1940年パリ生まれ。作家・思想家。1960年代にカストロのキューバ革命に共鳴、チェ・ゲバラとゲリラ活動に参加、『革命の中の革命』(晶文社、1967)を刊行、二十代で神話的存在となる。70年代初めにフランスに帰国し、左翼連合に貢献。80年代にはミッテラン大統領の外交顧問をつとめ、代表的左翼知識人として活躍、数多くの小説・エッセイを発表する。その後、ミッテランと袂を分かち、メディア化する権力を批判、近年は宗教についての考察を深めている

樋口陽一[ヒグチヨウイチ]
1934年仙台市生まれ。日本学士院会員、フランス学士院準会員。専攻は憲法学

三浦信孝[ミウラノブタカ]
1945年盛岡市生まれ。中央大学文学部教授。専攻は仏語仏文学、フランス文化社会論

水林章[ミズバヤシアキラ]
1951年山形県生まれ。上智大学教授。専攻は17‐19世紀前半のフランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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my_you

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ドゥブレは初読。民主主義は経済的自由主義に対応させられ、共和国は理念になる。それは正しい対置の仕方なのか? 彼は共和主義、時に移民反対のレッテル、治安重視、スカーフではライシテの擁護、一時フィンケルクロートと共闘。2015/04/20

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