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人生があなたを待っている―『夜と霧』を越えて〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 p249/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622072140
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0011

内容説明

収容所からの解放後に、思いがけなく与えられたエリーとの出会い。第2巻は、「ドナウ川の向こう岸で育った子」エリー・シュヴィントの子供時代からはじまる。20世紀初頭に、ウィーンの商業・知的活動の中心地でユダヤ人が多く棲む地区に生まれたフランクルと、第一次大戦が終わって7年後に、都市から隔てられた牧歌的な町に育ったエリー。数キロしか離れていないにもかかわらず、ふたりは互いに違うウィーン、違う時代の空気の中で成長した。育ち、年齢、信仰の違いを越えて“愛する人間”として手を携えて生きた夫妻の戦後を描く。

目次

第2部 エリー・シュヴィント1925‐1946年(ドナウ川の向こう岸で1925‐1937年;すべてが変化する1937‐1946年)
第3部 ヴィクトールとエリー―ふたりの人生1946‐1997年(誰かがあなたを待っている1946‐1947年;論争、対立、批評;山と地平線;家庭生活;世界の一員として;闇と別離を超える愛)

著者等紹介

クリングバーグ,ジュニア,ハドン[クリングバーグ,ジュニア,ハドン][Klingberg,Jr.,Haddon]
アメリカの臨床心理学者。1962年から約1年間、ウィーンのフランクルのもとで学ぶ。1968年より1988年まで、祖父が創設した「子供の家」を基礎に、心理学的な要素も採り入れて恵まれない環境にある子供たちの支援を目的としてカウンセリング、こころのケア、養子縁組の相談などを行うクリングバーグ・ファミリー・センターの所長をつとめる。1988年からシカゴのノースパーク大学心理学部で教鞭をとり、教授として現在に至る。イリノイ州エヴァンストン在住

赤坂桃子[アカサカモモコ]
1955年東京生まれ。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應大学文学部卒。英語・ドイツ語翻訳者、ドイツ語通訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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