藤田省三対話集成〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622072065
  • NDC分類 308
  • Cコード C1331

内容説明

1998年完結の『藤田省三著作集』以来、その全体像に新たに息を吹き込む対談・座談のセレクション(全3巻)。第2巻の本書では、近代から同時代の思想・文芸をめぐって自在に繰り広げられる思索の足跡をたどった。対するは石牟礼道子、古在由重、佐多稲子、徐京植、萩原延壽、橋川文三、長谷川四郎、廣末保ほか。人間・藤田省三とともに、藤田式「近・現代史」が鮮明に浮かびあがる。

目次

思想史の再検討―人間的に生きるために(廣末保)
大正時代の諸問題(今井清一/倉塚平/西田勝/藤原彰/増島宏)
支配の構造(萩原延壽)
福沢の思想のおもしろさ―『丁丑公論・痩我慢の説』をめぐって(古在由重)
不覚の涙と自覚の涙―長谷川伸の世界を中心に(佐藤忠男/戸井田道三)
映画の意味・うらおもて(江藤文夫/戸井田道三)
吉本隆明の詩と現実(江原順/宗左近/橋川文三)
花田清輝の創造と運動(佐多稲子/長谷川四郎/針生一郎)
民衆のなかの“天皇制”(北村久/廣末保)
文化と風土と人間―(石牟礼道子)
見るべきほどのことは見つ―文化は活性化しうるか(針生一郎)
来し方…(廣末保)
戦後文化世代の最終走者として(徐京植)

著者等紹介

藤田省三[フジタショウゾウ]
1927年生まれ。東京大学法学部卒業。法政大学名誉教授。思想史。2003年5月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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産廃屋

0
広末保との対談がよい。2008/07/14

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