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内容説明
本書は、もっとも非西欧的社会へと向けられる。しかしその視線は同時に人間のもっとも普遍的なテーマ―拘束と自由の関連に、われわれを導く。また、著者の50年にわたる教職生活を去るに当たって編まれた最後のエッセイ集であり、レヴィ=ストロース世界のポリフォニーである。さらに、知的営為が現代の病患あるいは幻想を治癒または払拭する企図でもありうるという、もっとも力強い情熱の所産である。
目次
生得性と獲得性(人種と文化;民族学者と人間の条件)
家族・結婚・親族関係(家族;オーストラリアの“親族原子”;おちこちに読む;近親等者の婚姻)
環境と表象(構造主義と生態学;構造主義と経験主義)
著者等紹介
レヴィ=ストロース,クロード[レヴィストロース,クロード][L´evi‐Strauss,Claude]
1908年ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935‐38年、新設のサン・パウロ大学社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1982年退官。アカデミー・フランセーズ会員
三保元[ミホモト]
1932年、神戸に生まれる。1957年、パリ大学文学部卒業。1957‐74年、日本放送協会国際局に勤務。元国際基督教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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