芸術人類学

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622071891
  • NDC分類 701.3
  • Cコード C1010

出版社内容情報

「〈芸術人類学〉の企ての基礎をなしているのは、私が数年前から展開してきた〈対称性人類学〉という、ヒトの心の働きを探求するための新しい方法である。心の働きのおおもとの部分に、論理的矛盾を飲み込みながら全体的な作動をおこなう〈対称性〉と呼ばれる知性の働きを据えることによって、宗教から経済、科学から芸術にいたるまでの広大な領域でおこっている心の活動を、一貫した視点から再編成しなおしてみることを、この新しいサイエンスはめざしている。しかも私たちのめざしているのは実践的なサイエンスの構築である」(本書「はじめに」より)

『カイエ・ソバージュ』全五巻や『アースダイバー』で到達した「対称性の知性」をさらに発展させ、レヴィ=ストロースの構造人類学とジョルジュ・バタイユの非知の思想を横断的につないでゆく未曾有の試み。先史時代に花開いた洞窟壁画から縄文土器に表現された造形的思考へ、さらには山の宗教で顕わにされた自然智から西田幾多郎・田邊元が大成したヤポネシアの哲学まで。華厳経とマトリックス的思考、数学と精神分析、友愛と自由に満ちた歴史学の構想など、来るべき野生のサイエンスの全体像が提示される。

内容説明

人類に発生した「心」の起源に迫る野生のサイエンス。人文諸学の再構築を目的とした芸術と人類学の創造的な融合。前人未到の表現空間が今、ここに拓かれる。

目次

1 芸術人類学(芸術人類学とは何か;芸術人類学への道)
2 神話的思考(『神話論理』前夜;補論・神話公式ノート ほか)
3 イデアの考古学(日本哲学にとって「観念」とは何か;神と幻覚 ほか)
4 歴史との再会(壷に描かれた蛙―考古学と民俗学を結ぶもの;友愛の歴史学のために)

著者等紹介

中沢新一[ナカザワシンイチ]
1950年山梨県に生まれる。東京大学文学部卒業。多摩美術大学美術学部教授、芸術人類学研究所所長。著書に『チベットのモーツァルト』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞)、『森のバロック』(せりか書房、読売文学賞)、『哲学の東北』(青土社、斎藤緑雨賞)、『フィロソフィア・ヤポニカ』(集英社、伊藤整文学賞)、『カイエ・ソバージュ』全五巻(講談社選書メチエ、『対称性人類学』で小林秀雄賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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白義

9
中沢新一の現在がわかる論集。首尾一貫した構成を持つものではなく、いろんなとこで発表した講演や文章をまとめたもの。レヴィ=ストロースや網野史学を大胆に援用、総合しながら人類の潜在的次元にある複層論理、バイロジックに迫る鮮やかな論考が多い。反面、よく見ると結構シンプルな二項対立図式が多いのだけど、取り扱う事例と捌く文章の圧倒的面白さでそれをカバーしている。精霊の王、カイエソバージュ以後として、網野史学を背景にした自由の歴史の本格的展開が気になるところ2012/03/26

はすのこ

5
いつも通りの中沢新一を読みたい貴方に。2016/12/24

qwel21

4
芸術人類学とは何か?という問いに対して、まっすぐに回答される論考だと思っていたが、中身は様々なところでの講演をまとめたものでした。それでも、いわゆる西洋の哲学とは異なるスタンスからの視点は非常に興味深かったです。2010/09/12

nakaji47

2
「カイエ・ソバージュ」を精読してから再読の予定。対称的知性についての考察を欠いたまま本書を先に読んだことは失敗であったが、新しいスタート地点となる、一つの到達点が明示された事に感動を覚える。文章は講演の記録を繋ぎ合わせた構成であるため、個々の内容はとても興味深く取組み易い。それ故、確かに一冊の学問書としての完結を望む向きには肩透かしであろう。つまり本書は新たな一歩を踏み出した事を宣言した宣誓書である。2011/10/22

yu-onore

1
アリストテレス論理以前的にあるものとしての、分裂症的に様々なものが接続されていく流動体的な対称性思考を追っていく。われらがマシュー・バーニーの拘束への固執が鯨・日本文化へと接続されたことを論じる論考が面白い。異教的な対称性思考を拘束することで固定して芸術に落とすことを是としてきたキリスト教的観点に乗りながらもそれは持つ人を拘束する権力性を批判的にも検討し、その緊張の中で流動への生成変化を探る。(ワセリン、もののあわれ、鯨)その一方でその思考が神秘体験に結びつくのは危うさだなとも。2021/02/02

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