内容説明
「戦争は過ぎた。歴史の深刻な動乱は昨日の悪夢のやうである…雑色の諸篇を、私は新しい人間性に捧げる」1946年7月刊・書籍no.1をここに再現。
目次
讃頌と追憶―ロマン・ロランを中心として(四つの頌;ロマン・ロランを想ふ ほか)
随想と小品(フランスの春;下井草から ほか)
読書と書評(読書の機縁;モーロアの「作家論」寸感 ほか)
美術と音楽(文学と芸術;デューラーの水彩画 ほか)
著者等紹介
片山敏彦[カタヤマトシヒコ]
1898年高知県高知市に生まれる。1924年3月東京帝国大学ドイツ文学科卒業、同年4月より法政大学予科ドイツ語専任教授となる。ロマン・ロランとの親交は翌年の1925年からはじまった。法政大学を辞した後、1938年より第一高等学校教授、1947年からは東京大学ドイツ文学科講師も歴任した。1961年10月、肺癌のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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