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内容説明
ジェイムズの“曖昧性”、ディケンズの“傷”。死の床に至るまでペンを手放さなかった不撓不屈のジャーナリスト、ウィルソンによる豊穣なる世界文学への誘い。
目次
存在しない批評家
ヘンリー・ジェイムズの曖昧性
プーシキン礼賛
フローベールの政治観
ディケンズ―二人のスクルージ
文学の歴史的解釈
書誌ができて思うこと
探偵小説なんかなぜ読むのだろう?
カフカについての異議申し立て
おお、あの恐ろしい鬼たちよ!
プーシキンとナボコフの奇妙な事例
トルストイについての覚書
著者等紹介
ウィルソン,エドマンド[ウィルソン,エドマンド][Wilson,Edmund]
ニュージャージー州に生まれる。1916年、プリンストン大学卒業。スコット・フィッツジェラルドと同期。第一次世界大戦従軍後、雑誌『ヴァニティ・フェア』『ニュー・リパブリック』の編集に参加。その後『ニューヨーカー』誌の書評主幹をつとめる。文学、紀行、美術、社会、政治と多岐にわたるテーマで、エッセイ、書評、ルポルタージュなどを精力的に執筆。20世紀アメリカ批評界の中心人物となる。自らも小説・詩・戯曲作品を発表した。また作家ナボコフとの往復書簡でも名高い。1895‐1972
中村紘一[ナカムラコウイチ]
1942年、京都に生まれる。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授(アメリカ文学)
佐々木徹[ササキトオル]
1956年、大阪に生まれる。京都大学、ニューヨーク大学に学ぶ。京都大学大学院文学研究科助教授(英文学)
若島正[ワカシマタダシ]
1952年、京都に生まれる。京都大学理学部卒業、同大学院文学研究科修士課程修了。京都大学大学院文学研究科教授(英米文学)。著書として『乱視読者の英米短篇講義』(研究社、読売文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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