内容説明
国の大半を占める黒人の側から書くこと。時代の熱風が吹き荒れた南アフリカ1950‐1980年代に綴られた白人ノーベル賞作家の13エッセイ=南アフリカ現代史。
目次
チーフ・ルツーリ(1959)
コンゴ河(1960‐61)
脱走者と永遠に輝ける夏(1963)
重大な問題は街頭にある(1963)
検閲され、禁止され、沈黙を強いられ(1963)
なぜブラム・フィッシャーは刑務所を選んだか(1966)
それを生き抜いた男(1966)
プーラ!(1970)
自作短編を選り分ける(1975)
ジョハネスバーグからの手紙―一九七六年(1976)
血のように赤い二つの太陽が現われる(1977)
空白の時代を生きる(1982)
本質的な身ふり(1984)
著者等紹介
ゴーディマ,ナディン[ゴーディマ,ナディン][Gordimer,Nadine]
1923年、南アフリカのジョハネスバーグ近くのスプリングスで、ユダヤ系移民の子として生まれる。11歳のとき以来学校には通わず、20歳になってはじめてジョハネスバーグのヴィットヴァテルスラント大学に1年間、聴講生として通う。25歳のとき、短編集『顔と顔を合わせて』(1949)で本格的なデビュー。最初の長編小説は『いつわりの日々』(1953)。その後、12作の長編小説、200以上の短編作品を発表。『保護管理人』でブッカー賞受賞。1991年、ノーベル文学賞受賞
福島富士男[フクシマフジオ]
1951年宮崎市に生まれる。一橋大学卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。専攻アフリカ文学。現在東京都立大学人文学部教授
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