歴史家の書見台

個数:
  • ポイントキャンペーン

歴史家の書見台

  • 山内 昌之【著】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • みすず書房(2005/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 52pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ B6判/ページ数 260,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622071334
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0020

出版社内容情報

***

第一書評集『歴史家の本棚』から数えて十年、旺盛な読書力と独特の時空認識をそなえた〈ラディカル・ヒストリアン〉による書物をめぐる待望のエッセイ集である。

世紀の変わり目をまたいで、この世界は大きな変化を遂げた。湾岸戦争からイラク戦争へ、かつてとは意を異にする「帝国」が強大な力をふるい、イスラーム諸国をめぐる状況は行く先が見えない。そのいっぽうで、アジアにおける日本の存在がますます重要なものになり、国内では歴史と教育の問題が先鋭化している。

この本において披見される数多の本を通覧するとき、それぞれの著作がどこに位置するのかを的確にとらえる歴史家の案内によって、われわれは世界を知る読書のありようを地図のように感得できるだろう。

しかもなお本書の根底には、本を読むよろこびが感じられる。ときに読書を「死にかかった技術」と思いながらも、読書家に語りかける音色は、一貫して響いている。

山内昌之(やまうち・まさゆき)
1947(昭和22)年札幌に生れる。1971年北海道大学文学部卒業後、カイロ大学客員助教授、東京大学教養学部助教授、トルコ歴史協会研究員、ハーバード大学客員研究員などを経て1993年より東京大学大学院総合文化研究科教授。学術博士(東京大学)。国際関係史とイスラーム地域研究を専攻。1984年に『現代のイスラム』(朝日新聞社)で発展途上国研究奨励賞、1986年に『スルタンガリエフの夢』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、1990年に『瀕死のリヴァイアサン』(TBSブリタニカ)で毎日出版文化賞、1991年に『ラディカル・ヒストリー』(中央公論社)で吉野作造賞、2001年12月には『納得しなかった男』(岩波書店)などで司馬遼太郎賞、2002年11月に『岩波イスラーム辞典』(共編著、岩波書店)で二度目の毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。編集委員として『岩波講座・世界歴史』『岩波講座・開発と文化』『中公・世界の歴史』(中央公論新社)などの企画と刊行にもあたる。最新著には、『歴史の作法』(文春新書)『帝国と国民』(岩波書店)『歴史としてのイラク戦争』(NTT出版)『嫉妬の世界史』(新潮新書)など。

------------------------------------------------------------

関連書:
山内昌之『歴史家の本棚』

内容説明

世紀をまたいで変動するこの世界をどう読めばいいのか。イスラーム、帝国、歴史と教育、アジアの中の日本…。ラディカルな歴史家が指し示す楽しい書物地図。

目次

1 イスラーム社会を知るために(イスラームの未来はどうなるか;アル・カーイダと西欧 ほか)
2 帝国とはなにか(無敵帝国の神話;引き裂かれる世界 ほか)
3 歴史と教育(二十世紀と訣別する歴史学;二十世紀の歴史家たち ほか)
4 アジアのなかの日本(悲劇性と滑稽ぶり;後南朝と忠臣蔵 ほか)
5 楽しみとしての読書(古代文字の解読;ローマ史の結婚と「汚れた性」 ほか)

著者等紹介

山内昌之[ヤマウチマサユキ]
1947(昭和22)年札幌に生れる。1971年北海道大学文学部卒。学術博士(東京大学)。カイロ大学客員助教授、東京大学教養学部助教授、トルコ歴史協会研究員、ハーバード大学客員研究員などを経て1993年より東京大学大学院総合文化研究科教授。国際関係史とイスラーム地域研究を専攻。1984年に『現代のイスラム』(朝日新聞社)で発展途上国研究奨励賞、1986年に『スルタンガリエフの夢』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、1990年に『瀕死のリヴァイアサン』(TBSブリタニカ)で毎日出版文化賞、1991年に『ラディカル・ヒストリー』(中央公論社)で吉野作造賞、2001年には『納得しなかった男』(岩波書店)などで司馬遼太郎賞、2002年に『岩波イスラーム辞典』(共編著、岩波書店)で二度目の毎日出版文化賞をそれぞれ受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

84
これも再読です。書評というよりは書物に関するエッセイで文明論的な色合いが非常に濃い感じです。新聞や週刊誌を中心としたメディアに書かれたものをまとめたもので、「イスラーム社会を知るために」「帝国とは何か」「歴史と教育」「「アジアの中の日本」「楽しみとしての読書」という項目にまとめられています。最後の項目のところが私は好きですが、やはり山内先生のご専門であるイスラーム社会についてのところは非常に深い考察があり、わたしには得意な分野ではないので参考になります。2022/10/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/667105
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品