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友愛のポリティックス〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622070245
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C3010

内容説明

歴史を兄弟化の過程とみなす思想と、そこから排除される女性たち。戦争と平和の変質をめぐる言説。カントの徳論の読解。付論の「ハイデッガーの耳」は『存在と時間』中の一文を出発点に、そのフィリア解釈を検討する。デリダの主著。

目次

友愛のポリティックス(続)(折り返し;「人間の言葉では、兄弟愛…」;「人類の歴史において初めて」)
ハイデッガーの耳 フィロポレモロジー(ゲシュレヒト4)(声の射程。友愛の修辞学;持つこと、あること、他者―耳を傾けること、持っていないものを与えること;「何者かたち」(天国と地獄の結婚)
トートロジー、モノロジー、オトロジー。ハイデッガーの犠牲)

著者等紹介

デリダ,ジャック[デリダ,ジャック][Derrida,Jacques]
1930年アルジェに生まれる。フランスの哲学者・思想家。現在、社会科学高等研究院教授

鵜飼哲[ウカイサトシ]
1955年東京に生まれる。京都大学大学院文学研究科卒業。フランス文学・思想専攻。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授

大西雅一郎[オオニシマサイチロウ]
1955年大阪府に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学博士課程中退。パリ第一大学留学。フランス文学・現代思想専攻。現在、成蹊大学教授

松葉祥一[マツバショウイチ]
1955年大阪に生まれる。同志社大学大学院文学部哲学・倫理学専攻博士課程単位取得退学、パリ第八大学大学院文学部哲学科博士課程単位取得退学、現在神戸市看護大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

「おおわが友たちよ、一人も友がいない。」この言葉は、ある巨大な風説の、暗唱され詠唱される再引用として、われわれの記憶の白昼を、夢を見ながら横切って行く。例えばモンテーニュからカントへ、ニーチェからブランショへ、バタイユの友でありこの時代の思考者たちの友である、『友愛』の思考者であるブランショへ。

歴史を兄弟化の過程とみなす思想と、そこから排除される姉妹たち、戦争と平和をめぐる言説、カントの徳論の読解など。なお附論の「ハイデッガーの耳」は、『存在と時間』のなかの一文を起点に、そのフィリア(友愛)解釈を検討する。デリダの主著。

全2巻。


ジャック・デリダ(Jacques Derrida)
1930年アルジェに生まれる。フランスの哲学者・思想家。現在、社会科学高等研究院教授.『グラマトロジーについて』(1967)『エクリチュールと差異』(1967)『絵画における真理』(1978)など、つねに時代に刺激を与えつづけているデリダは、1990年代にも『他の岬』(1991)をはじめ続々と問題作を発表している。Du droit a la philosophie (Galilee, 1990) Jacques Derrida (Seuil, 1991) La Fausse Monnaie(Donner le Temps I) (Galilee, 1991)は小社より刊行予定。最新著作にVoyous (Galilee, 2003)。


鵜飼 哲(うかい・さとし)
1955年東京に生まれる。京都大学大学院文学研究科卒業。フランス文学・思想専攻。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授。著書『抵抗への招待』(みすず書房、1997)『償いのアルケオロジー』(河出書房新社、1997)ほか。訳書 ジュネ『恋する虜』(共訳、人文書院、1994)『アルベルト・ジャコメッティのアトリエ』(編訳、現代企画室、1999)デリダ『他の岬』(共訳、みすず書房、1993)『盲者の記憶』(同、1998)ほか。

大西雅一郎(おおにし・まさいちろう)
1955年大阪府に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学博士課程中退。パリ第一大学留学。フランス文学・現代思想専攻。現在、成蹊大学教授。訳書 コフマン『窒息した言葉』(未知谷、1995)ナンシー他『共同‐体』(松籟社、1996)ナンシー『哲学の忘却』(同、2000)『神的な様々の場』(同、2001)ルナン他『国民とは何か』(共訳、インスクリプト、1997)ほか。

松葉祥一(まつば・しょういち)
1955年大阪に生まれる。同志社大学大学院文学部哲学・倫理学専攻博士課程単位取得退学、パリ第八大学大学院文学部哲学科博士課程単位取得退学、現在神戸市看護大学教授。著書『哲学者たちは授業中』(共著、ナカニシヤ書店、1997)、Immersing in the Concrete (Co-editor, Kluwer Academic Publishers, 1998)、『普遍性か差異か』(共著、藤原書店、2001)ほか。訳書 デリダ他『現象学のデフォルマシオン』(共訳、現代企画室、1988)ナンシー編『主体の後に誰が来るのか?』(共訳、現代企画室、1996)ベン・ジェルーン『娘に語る人種差別』(青土社、1998)バリバール『市民権の哲学』(同、2000)ほか。