みすずライブラリー
イスラム報道

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  • サイズ B6判/ページ数 223,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784622050094
  • NDC分類 302.26
  • Cコード C1330

出版社内容情報

アメリカのTV・新聞はイラン革命をいかに報道したか。現代の <知と権力> の構造を鋭く分析。

9.11、ニューヨークでの事件以来、本書を求める声が再燃。
メデイアが何を、いかに伝えるか?
そこから、人びとは何を知り、何を感じ、物事に対してどのように判断をしたらいいのか?
問いかける問題は多い。
著者サイードは、事件後も精力的に執筆をつづけ、多くの問題提起をしている。

とまれ、本書は、これら事件の関連として、イスラムを知るための一冊、一読をおすすめしたい。
なお、9.11前後のサイードの論文は、小社の小冊子・雑誌「みすず」10月号および11月号に掲載している。
いずれも\300(税別)


Edward.W.Said(エドワード・W・サイード)
1935年、イギリス委任統治下のイェルサレムに生まれる。アラブ・パレスチナ人。カイロのヴィクトリア・カレッジ等で教育をうけたあと合衆国に渡り、プリンストン大 学、ハーヴァード大学で学位を取得。現在 コロンビア大学英文学・比較文化教授。 邦訳されている著書に『オリエンタリズム』(平凡社)、『イスラム報道』(みすず書房)、『始まりの現象』(法政大学出版局)、『知識人とは何か』(平凡社)、『世界・テキスト・批評家』(法政大学出版局)、『パレスチナとは何か』(岩波書店)、『音楽のエラボレーション』(みすず書房)、『遠い場所の記憶 自伝』(みすず書房)などがある。
今夏、待たれていた『文化と帝国主義』の第2巻が刊行となり、完結した。

内容説明

マスメディアに現われるフィクションとしての「イスラム」。現代アメリカ最高の批評家が、その造出過程を見事に抉り、「知と権力」の構造を鋭く撃つ問題作。

目次

第1章 ニュースとしてのイスラム(イスラムと西洋世界;解釈の社会集団;「王女」エピソードの背景)
第2章 イラン報道(聖なる戦い;イラン喪失;未検証の隠された仮説;もうひとつの別の国)
第3章 知識と権力(イスラム解釈の政治学:正統的知識とアンチテーゼ的知識;知識と解釈)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイス

41
1980年イランで起きたアメリカ大使館人質事件を主な題材に、当時のアメリカ国内における「イスラム」報道がいかにレッテル貼りに終始していたかを検証していく。シーア派は殉教を好む、首謀者は共産主義者と結託、など。フランスの『ル・モンド』紙と比較したくだりは示唆に富む。【彼(ル・モンドの記者)は性急に判断せず、前もって偏見を抱かず、当局の結論に飛びつかず、話を未調査のまま放置しない】【イデオロギーで割り切ったり、レトリックに頼ることもない】。情報にミスリードされないために本を読む、その思いを強くした。2020/06/01

抹茶ケーキ

0
西洋のイスラム報道がどのような内容を有しているか、どのような機能を有しているかなど。イスラムに関する知識は権力によって押しつけられる一つの解釈であり、したがってその知識は必ずしも真実ではない。「イスラム」というレッテル貼りによって実際のイスラムが持つ多様性が矮小化されている、などの主張。『オリエンタリズム』よりもフーコー的だなと感じた。2017/08/04

Tomo

0
途中までですが。2011/12/18

Quijimna

0
★★★☆☆2008/07/22

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