出版社内容情報
人工移植の技術が生んだ遺伝子診断、人間冷凍開発からクローン人間まで。生命科学と倫理を問う。
内容説明
遺伝子診断、遺伝子治療、クローン人間、頭脳と機械の共生…DNAの解読と操作、生殖技術の急進展が生んだ「生命操作」の時代への警鐘。現代人の必読書
目次
1 生物学者は、われわれをどこへ連れていくか?
2 性は必要か?
3 改造人間
4 死は免れえないものか
5 古い脳に新しい心を
6 遺伝技師たち
7 生命をつくりだせるか?
8 未来―もしそれがあるとしたら
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
15
「人類の幸福と願望実現にとって、最適人口を決定するということは、 社会科学がこれまで直面しなかった新しい課題」(53頁下段)。 「人間は傷つきやすい弱いものだ」(231頁下段)。 弱い人間がどう生き延びたらいいのか? 「人間というものは、自分や自分の子どもたちの健康や生存 にかかわることには、非常に強く動かされやすい」(232頁上段)。 生存とは何か。そして、日本人がいのちをや健康を脅かされている 原因は何か、考えさせられる。 2014/03/24
ヨンデル
0
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/06/14