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出版社内容情報
ホロコーストのさなかにイディッシュ語で歌われた、絶望をも超えた900行の詩篇。関連論考所収。
内容説明
イツハク・カツェネルソンの最後の大作『滅ぼされたユダヤの民の歌』のイディッシュ語からの翻訳を、ここにおくる。ホロコーストの真実を謳い上げた900行に及ぶこの衝撃的な叙事詩に加えて、本書には、ドイツの詩人ヴォルフ・ビーアマンによるカツェネルソン伝、イディッシュ文学研究者・西成彦の書き下ろし論考、さらに年表・地図などを配す。
目次
歌え!
私は奏でる
おお、痛みよ、お前たち私の痛みよ!
またしても奴らが、あの貨車たちがもうそこにいる!
一万人をめぐる評議会の会議
最初の者たち
遅すぎる
破壊された故郷、殺戮された故郷
空に
終わりの始まりの中で〔ほか〕