方円漫筆

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  • サイズ A5判/ページ数 138p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784622046905
  • NDC分類 704
  • Cコード C1093

出版社内容情報

先史時代の壁画から現代芸術まで、人類の世界認識のもとにある四角と円を、詩人の精神が考究。

内容説明

方形と円形という2つの根源的な形体は、どのように人間に刻印されたのか。先史時代の壁画からヨーロッパの円形都市、中国の環形土楼、現代芸術にいたるまで、詩人の眼と精神による探究の書。

目次

1 障子
2 書物と茶碗
3 方形の車輪
4 2つの基本図形
5 休息と自制
6 海と空
7 刃と蛇
8 円卓と机
9 放射線形の町
10 中心と周辺
11 月輪
12 環形土楼
13 十字形
14 ピラミッドと青空
15 ラスコーの図像
16 闇の秘奥
17 最大の転換
18 洞天福地
19 方位と方向
20 図形と位相
21 四隅
22 三角形について
23 斜交線
24 白い内部
25 1/27
26 九会曼荼羅
27 千体仏
28 悉皆成仏
29 文字とマニ石

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いのふみ

2
住居、都市、遺跡、曼荼羅などからの方形や円形についての考察。それが人生観まで広がって包含する。文章が本当にいい。何も起こらないという懐の深い文章のありよう。真実は文章という物陰に隠されている。2018/09/28

tkm66

0
「古いなあ(笑)」とは思う。ただ〈間違えて居る〉とは全く思わない。〈【普遍】に付いて考えるのがインテリの当然の役目〉であった時代。2020/10/29

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