明るさの神秘

明るさの神秘

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622046479
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1095

出版社内容情報

深さは澄んだ明るさの中にある――賢治、ヘッセ、片山敏彦についての澄明な思索。宮澤賢治賞受賞。

内容説明

本書は、宮沢賢治、ヘルマン・ヘッセ、片山敏彦についてのエッセイを収める。深く見ることによって世界の神秘に触れること、そしてそのようにものを見つつ詩的に生きた人々の肖像が、澄明な言葉で描き出される。巻末には「自筆略年譜」が付されるが、これもまた一作品とよぶにふさわしい感銘を読後にのこす。詩人・宇佐見英治は本書によって第7回宮沢賢治賞を受賞した。

目次

明るさの神秘―宮沢賢治とヘルマン・ヘッセ
童話と心象スケッチ
グスコーブドリの伝記
雲と石―宮沢賢治のこと
悲光
空林日乗
純粋の眼
光への旅の風光
片山敏彦訳『カロッサ詩集』について
聖性と知性〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sk

2
宮沢賢治論の名作。2023/07/30

いのふみ

1
淡々として、静かで、勁い文章。それでいて滋味がある。癒すと同時に、力づける。宮沢賢治、ヘルマン・ヘッセ、片山敏彦を知らなくても読める。文章を味わおうとするだけでも、行間から深いものが立ち上がって来る。2018/10/08

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