エッセイ集 女性にとっての職業

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  • サイズ B6判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622045847
  • NDC分類 934
  • Cコード C0098

内容説明

女性の知性・協同組合からブロンテ姉妹やオリーヴ・シュライナーまで、〈語るべき自己〉をもった女性の内面と歴史をあつかった秀抜なエッセイ26篇を集成。

目次

1 女性にとっての職業
2 『女性作家』
3 男と女
4 女性の知性
5 女性と余暇
6 婦人協同組合の思い出
7 ニューカッスル公爵夫人
8 セリーナ・トリマー
9 ドロシー・オズボーンの『書簡集』
10 リティシア・ピルキントン
11 書きまくるエライザ・ヘイウッド
12 バーニー博士の夜会
13 スレイル夫人
14 メアリ・ウルストンクラフト
15 修業時代のジェイン・オースティン
16 1904年11月、ハワースにて
17 『オローラ・リー』
18 ギャスケル夫人
19 ジェラルディーンとジェイン
20 「私はクリスティナ・ロセッティです」
21 ミセス・ハンフリー・ウォードの妥協
22 ウィルコックシアーナ(エラ・ウィーラー・ウィルコックス)
23 オリーヴ・シュライナー
24 ドロシー・リチャードソン
25 二人の女性―エミリー・ディヴィスとレディ・オーガスタ・スタンリー
25 繊細きわまる心―キャサリン・マンスフィールド

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀬希瑞 世季子

1
再読2023/05/11

amanon

0
そのタイトルに沿ったエッセイを収めた物だろうと思って読んでみたら、最初の数個のエッセイのみで、後は英米の女性文学者の作品の書評。他の評者も述べているとおり、その殆どが未知の作家による作品の書評というのは、なかなかとっつきにくい。ただ、ブロンテ姉妹、オースティン、エリオット、ウルフという世界的な女流文学者を生み出してきた稀有な国であるイギリスの文学的土壌について考えていく上で、示唆的するところが多かった。また、この21世紀において、女流文学者という言い方の妥当性についても考えせられた。2012/03/09

Mana

0
女性作家とその作品についての書評をまとめたもの。全部で30人くらいの作家を紹介している。知らない人がほとんど。文章が堅苦しくて凄く読みにくい。読むのに凄く疲れた…2011/03/31

だちょう

0
ヴァージニアウルフのエッセイ集。ほとんどはイギリスにおける「モノを書く女性」に対する評論文で、イギリス文学史に明るくない自分にとってはとっつきづらかったが、冒頭の「女性がものを書くということ」について書かれたエッセイは今でも響くような金言の宝庫だった。 『女性の描くものはいつでも女性的であり、女性的であることを免れられないのである。唯一の難しい点は、女性的とはいったいどういうことかを定義することである』 などは昨今の少年漫画誌における女性作家についての取り扱いを思い起こさせる。2020/05/30

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