出版社内容情報
『夜間飛行』
冷厳な態度で郵便飛行事業の完成をめざす支配人リヴィエールと、パタゴニアのサイクロンと格闘する飛行士ファビアン、それぞれの一夜を追いながら、緊迫した雰囲気のなかで夜間の郵便飛行開拓時代の叙事詩的神話を描いた、サン＝テグジュペリの代表作。
航空事業の黎明期、空の開拓者たちの闘いを叙事詩的な雰囲気のなかで描いたフェミナ賞受賞作。
特別付録 ディディエ・ドーラ「『夜間飛行』に着想を与えた人物から見た」
内容説明
冷厳な態度で郵便飛行事業の完成をめざす支配人リヴィエールと、パタゴニアのサイクロンと格闘する飛行士ファビアン、それぞれの一夜を追いながら、緊迫した雰囲気のなかで夜間の郵便飛行開拓時代の叙事詩的神話を描いた本書は、『星の王子さま』とならんで、サン＝テグジュペリの名を世界中に知らしめた代表作である。南米ブエノス・アイレスの地に、主人公と同様、郵便飛行の支配人として赴任していた時期に執筆され、１９３１年度のフェミナ賞に輝いた。
