出版社内容情報
正編に続くエッセイ集。2冊あわせて94人の方々が約250点を紹介。本の世界への、すてきなガイド。
内容説明
「子どもの心」に本の花束をとどけよう!多彩なジャンルの人々が、子どもと子どもの本への愛情をこめて綴った46篇のエッセイ。「子ども読書年」に贈るPart2。
目次
スペインにはまだ人間がいる…―『プラテーロとわたし』ファン・ラモン・ヒメネス(天本英世)
独自のことばの音楽を聴く―方言詩集『まるめろ』高木恭造(浜田知章)
生きた歴史との出会い―『まんが日本の歴史』(杉田聡)
わが友「ゴーシュ」―『セロ弾きのゴーシュ』宮沢賢治作・赤羽末吉絵(藤原真理)
幼い心にさざ波を起こす―『カイロ団長』宮沢賢治(沢口たまみ)
柔らかな心をよびさます―『ふうみん池にワニがでた』なるみやますみ(野本三吉)
空気のように必要なもの ファンタジーの世界―『まどのそとのそのまたむこう』モーリス・センダック作/絵(境野米子)
自然にまなぶ「いのちの重さ」―『小さな池からのたより』松山史郎文・写真(酒井喜久子)
子どもが主人公で生きられた時代の傑作―『ノンちゃん雲に乗る』石井桃子(栗木映)
美しさと怖さ 死者たちの声に耳をすます―『怪談』小泉八雲(萩京子)〔ほか〕