出版社内容情報
戦争を未然に防ぐために、女性には何ができるか? 貴重な三ギニー貨幣をどこに寄付すればよいのか? ヴィクトリア朝の家父長制の偽善とファシズムのイデオロギーを比較・批判し、反戦の基本的な構想を展開する。女性と文学を扱った『自分だけの部屋』と並ぶ、ウルフの代表的長編エッセイ。
ヴァージニア・ウルフ・コレクション 全8冊・完結
燈台へ 定価2730円(本体2600円) ISBN4-622-04501-X
自分だけの部屋 定価2310円(本体2200円) ISBN4-622-04502-8
ダロウェイ夫人 定価2835円(本体2700円)ISBN4-622-04503-6
壁のしみ――短編集 定価2730円(本体2600円) ISBN4-622-04504-4
波 定価2940円(本体2800円)ISBN4-622-04505-2
ある作家の日記 品切れ ISBN4-622-04506-0
三ギニー ――戦争と女性 定価2940円(本体2800円)ISBN4-622-04507-9(2006年8月10日刊行)
オーランドー 定価2940円(本体2800円) ISBN4-622-04508-7
関連書
『女性にとっての職業――エッセイ集』 定価3360円(本体3200円)ISBN4-622-04584-2
《大人の本棚》『病むことについて』 定価2520円(本体2400円) ISBN4-622-04835-3
内容説明
戦争を未然に防ぐために、女性には何ができるか?貴重な三ギニー貨幣をどこに寄付すればよいのか?ヴィクトリア朝の家父長制の偽善とファシズムのイデオロギーを比較・批判し、反戦の基本的な構想を展開する。女性と文学を扱った『自分だけの部屋』と並ぶ、ウルフの代表的長編エッセイ。
著者等紹介
ウルフ,ヴァージニア[ウルフ,ヴァージニア][Woolf,Virginia]
1882‐1941。1882年、著名な文芸批評家レズリー・スティーヴンを父親として、ロンドンに生れる。父親の教育と知的な環境(ブルームズベリ・グループ)の中で、早くから文芸への情熱をはぐくむ。1915年、最初の長篇小説『船出』を出版し、ついで『夜と昼』『ジェイコブの部屋』を発表する。さらに、彼女の小説世界を十全に開花させた傑作『ダロウェイ夫人』『燈台へ』『波』が生れる。ここで彼女は、プルースト、ジョイスらによって示された「意識の流れ」を、独自の立場から追求している。『幕間』をのこして、1941年神経衰弱のため自殺
出淵敬子[イズブチケイコ]
1937年東京に生まれる。1961年日本女子大学英文科卒業。1968年コロンビア大学大学院修士課程修了。1970年東京大学大学院博士課程満期退了。1972年より日本女子大学文学部専任講師、助教授、教授を経て2006年4月より同名誉教授。イギリス小説専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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