ベケットとヴァン・ヴェルデ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622042532
  • NDC分類 950.28
  • Cコード C1098

出版社内容情報

半世紀に及ぶ親友だった作家と画家の人物と発言を誠実に書き留めた日記体文学。比類ない語録。

内容説明

作家・戯曲家あるいは言語芸術家サミュエル・ベケットと画家ブラン・ヴァン・ヴェルデ。年齢も近いこの二人は無名時代から唯一無二の友情によって結ばれていた。それだけではない。沈黙の極みから浮かび上がるものをとらえ、困難な過程の果てに差し出される作品、そしてその後ろにそっと消え去る作者、こうした姿勢は今世紀を生き抜いた二人に通うものだった。著者ジュリエはこの二人に出会い、彼らの存在そのもの、ほとんど生そのものを、深い尊敬と共感をこめて見つめ、おのれの内面の奥底で受けとめる。その結果、言葉が言葉として生まれ出るその瞬間、あるいは絵画が絵画として現われ出る現場がとらえられ、沈黙が、まさに息吹きとして読者に伝えられる。このような生きた証言であることにおいてこそ、本書は、作家であり詩人であるジュリエの作品としての光を放っている。

目次

サミュエル・ベケットとの出会い
ブラン・ヴァン・ヴェルデとの出会い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pyidesu

1
インタビュイーは確かにすごいのかもしれないが、紹介の仕方にクセがある、若松英輔風の感動しすぎがあった。2021/04/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/333895
  • ご注意事項

最近チェックした商品