出版社内容情報
遺伝子革命に立ち会ったノーベル賞学者による率直な証言と未来の科学と社会に向けた哲学的提言。
2002年5月12日日本経済新聞読書欄・半歩遅れの読書術に、中村桂子さんが、ハイゼンベルク『部分と全体』とともに本書をとりあげ、科学者の人間としての魅力に満ち、人間を考えようとする態度の本である、と紹介。
内容説明
20世紀後半、飛躍的な展開をとげた生物学の足跡、そして科学の現在と未来。遺伝子革命の立会人たるノーベル賞受賞者が、いま英知の言葉をもって語りかける。
目次
序論
第1章 予見不可能性の大切さ
第2章 ハエ
第3章 マウス
第4章 メカノ
第5章 同一と差異
第6章 善と悪
第7章 美と真
結論