出版社内容情報
『海道の社会史』ほか、著者積年のテーマ <東南アジアの海民論> を軸に初集成した魅力の一巻。
第7回配本/全12巻。
内容説明
東南アジア多島海で重要な交易路として機能してきた“マカッサル海道”の歴史にアプローチする長篇『海道の社会史』に、著者積年のテーマである“海民論”全500枚を初集成する。
目次
1 南スラウェシ圏―『海道の社会史 東南アジア多島海の人びと』第一部(風景と歴史;ヤシとマングローブ ほか)
2 マルク圏―『海道の社会史 東南アジア多島海の人びと』第二部(香料の島;お土産経済 ほか)
3 南ミンダナオ圏―『海道の社会史 東南アジア多島海の人びと』第三部(とり残された島々;クダラート王国 ほか)
4 海を渡る人びと―『海道の社会史』の周辺(新しい東南アジア学の発想;辺境を歩く―柳田国男『海上の道』再読 ほか)