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歴史としての戦後日本〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 p267/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622036807
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C1021

内容説明

「戦後」はつねに試行錯誤と葛藤と緊張の連続だった。単線的な「進歩」とはほど遠い、その歴史変化のダイナミズムを再現、日本の過去と現在を新たに問う。

目次

6 都会における場の発見―イデオロギー、制度、日常生活
7 社会的弱者の人権
8 職場の争奪
9 知識人と政治

著者等紹介

ゴードン,アンドルー[ゴードン,アンドルー][Gordon,Andrew]
1952年ボストンに生まれる。1975年ハーヴァード大学修士。1981年同大学博士(歴史・東アジア言語専攻)。1984‐1995年デューク大学で教鞭を執る。現在、ハーヴァード大学歴史学教授・ハーヴァード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長。専攻は日本近現代労働運動史。頻繁に来日し、滞在年数は計8年になる

中村政則[ナカムラマサノリ]
1935年東京に生まれる。1961年一橋大学商学部卒、1966年同大学院経済学研究科博士課程修了。1977年同大学経済学部教授。1999年3月、同大学を定年退職後、同年4月より一橋大学名誉教授。1999年9月より英国オックスフォード大学客員研究員、2000年4月より米国ハーヴァード大学客員研究員を経て、2001年4月より神奈川大学特任教授。専攻は日本近現代史
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出版社内容情報

「今から振り返ると、日本は難なく経済大国になったようにみえる。しかし、その歴史の過程を実際に生きた人々にとって、それは、途方もない変化だった」(序論)。当初、国家運営の基本にかかわる目標をどこに設定するか、たとえば、石炭と石油のどちらを経済の基礎に据えるか、だれにも確信はなく、意見の統一もなかったのだ。本書は、そんな歴史変化のダイナミズムを分析し、しかもそれを単線的な「進歩」ととらえず、歴史に参画した人々の試行錯誤、葛藤、緊張に注目して、彼らの視点から、戦後史を読みなおそうとする。


全2巻 同時出版

上巻には、本書の意図と目的を明確にする、編者ゴードンの力のこもった序論と、ダワー、カミングズ、グラックがそれぞれ刺激的な視角から分析する「戦後史像」、そして経済と社会の構造変化を分析したハインと、ガロン&モチズキの2篇、計6篇を収める。

下巻は、社会と文化の構造変化に着目したケリー論文と、差別問題、労働運動史、知識人と政治という、それぞれの視点から、民主主義の質の問題を問う、アパム、ゴードン、コシュマンの論文を収める。

「戦後」とは何か。本書はそれを問う、新しい対話を可能にするだろう。

Andrew Gordon(アンドルー・ゴードン)編
1952年ボストンに生まれる。1975年ハーヴァード大学修士。1981年同大学博士 (歴史・東アジア言語専攻)。 1984-1995年、デューク大学で教鞭を執る。現在 ハーヴァード大学歴史学教授・ハーヴァード大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長。専攻 日本近現代労働運動史。頻繁に来日し、滞在年数は計8年になる。著書The Evolution of Labor Relations in Japan: Heavy Industry, 1853-1955 (1985), Labor and Imperial Democracy in Prewar Japan (1991) (1992年にジョン・キング・フェアバンク賞受賞), The Wages of Affluence: Labor and Management in Postwar Japan (1998)他、編書多数。翻訳(英訳) 熊沢誠『日本の労働者像』(1996), 二村一夫『足尾暴動の史的分析――鉱山労働者の社会史』(1997).

中村政則(なかむら まさのり)監訳
1935年東京に生まれる。1961年一橋大学商学部卒、1966年同大学院経済学研究科博士課程修了。1977年同大学経済学部教授。1999年3月、同大学を定年退職後、同年4月より同大学名誉教授。1999年9月より英国オックスフォード大学客員研究員、2000年4月より米国ハーヴァード大学客員研究員を経て、2001年4月より神奈川大学特任教授。専攻 日本近現代史。著書 『近代日本地主制史研究』(東京大学出版会、1979)、『昭和の恐慌』(小学館、1982)、『経済発展と民主主義』(岩波書店、1993)、『現代史を学ぶ――戦後改革と現代日本』(吉川弘文館、1997)、『明治維新と戦後改革』(校倉書房、1999)他多数。