出版社内容情報
ミードの代表作『サモアの思春期』を批判し、文化決定論抬頭の背景にあったものを明らかにする。
内容説明
『サモアの思春期』は南海の楽国物語にすぎない。しかし、なぜ名著なのか。徹底した論証でその虚構性を指摘するとともに、同書を迎えた思想的背景を問う。
目次
1 文化決定論の擡頭
2 ミードのサモア調査
3 ミードの結論への反駁
4 ミードとボアズ派のパラダイム
ミードの代表作『サモアの思春期』を批判し、文化決定論抬頭の背景にあったものを明らかにする。
『サモアの思春期』は南海の楽国物語にすぎない。しかし、なぜ名著なのか。徹底した論証でその虚構性を指摘するとともに、同書を迎えた思想的背景を問う。
1 文化決定論の擡頭
2 ミードのサモア調査
3 ミードの結論への反駁
4 ミードとボアズ派のパラダイム