出版社内容情報
4世紀から現代までの通史。1832年の独立に至る民族史的背景とその後の試練を詳説して類がない。
内容説明
19世紀初頭、ギリシァ人は初めて統一国家を形成した。その前史と、列強の干渉、ナチスによる占領、内戦、独裁から共和制へ、知られざる歴史を解明する。東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリスの定礎(324年)から現代(1990年)まで、1600年あまりの歴史を一挙に展望する。巻末に訳者による年表・地図を補い、歴史地理的に全像体を把握する便をはかった。
目次
1 コンスタンティヌスの定礎
2 ビザンティン帝国の興降
3 ビザンティン帝国の衰亡
4 ギリシァの暗黒時代
5 独立のための戦い
6 ギリシァ王国の出現
7 第一次国家危機
8 共和政体および独裁政治
9 第二次国家危機
10 コンスタンディノスの遺産
11 共和政体の復帰
12 民主主義の試練
13 社会主義の失墜
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