出版社内容情報
19世紀の輝かしいブルジョワ文化に潜在する <不安> とは? 精神分析の手法による新しい歴史学。
内容説明
19世紀ブルジョワの「絶えざる葛藤」の不可視の元凶は何だったか?メイベル・トッドの奔放な性愛記録の分析から、精神と現実世界が対峙する場での「無意識」の力を解明する大著、待望の邦訳。
目次
ブルジョワの経験―全体への序論(研究の方向性;定義による歪み;変革とその殉教者)
官能教育(ケース・ヒストリー ある性愛の記録;ブルジョワの甘い交わり;攻勢に出る女たちと守勢に回る男たち;現実の圧力)
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- 和書
- 屋根にのるレーナ