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内容説明
ルーヴル美術館はじめ数多いパリの美術館は、いずれもその質と量を誇っている。しかし、1986年に新しく開館したこのオルセ美術館は、フランスの美術館の歴史を大きく前進させた。それはフランス美術の黄金時代だった19世紀後半と20世紀はじめの美術の広大なパノラマを一堂で示すために、いままでルーヴル、ジェ・ド・ポムの印象派美術館、パリ近代美術館などで所蔵されていた国有の美術作品が、ここ一ヵ所に集められたからである。
目次
折衷主義と写実主義
印象主義
後期印象主義
自然主義と象徴主義
1900年以後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無識者
4
年代順に絵画が並べられているので、それまであまり高く評価できなかった作品の画期性がわかるような気がした。もともとルノワールそこまで好きではないが、いざ他作品と並べるとその色使いの特異さが際立つ。またセザンヌのものの捉え方や、ゴッホの色や空間タッチと言ったものはもしかすると、当時の人にとっては子どもの頃に初めて見るピカソのようなものだったのかもしれない。この本の中で強引に3つ選ぶとしたらゴッホ「医師ポール・ガッシュ」、マネ「胸をはだけたブロンド娘」、ドガ「アプサント」ということにしておく。2020/05/01
モッタ
4
★★★★☆ オルセ美術館にはミレーの『落穂拾い』がある。2012/01/30
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