精神疾患と心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 170,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622023401
  • NDC分類 493.7

出版社内容情報

人間と文化への独創的な考察を展開し、著者の構造主義的思考をはじめて明らかにした問題の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いやしの本棚

9
健康でなければいけないという、ある種の強迫観念のようなものが、現代社会にはあるような気がしていて、病や死を見えにくくする感じにいつも違和感があるので、第二部「狂気と文化」の考察は興味深かった(でも難しくてちゃんと理解できていない)。第一部「病の心理学的次元」ではセシュエー『分裂病の少女の手記』からの引用につよく惹かれた。やはりこの本は読んでみたいなあ。2016/02/07

午後

4
精神の病理と身体の病理が、超病理学的なものの想定によって、同じ次元で捉えらることに対して疑義を呈することから始まり、精神疾患を人間の発達段階や、人の心理的生活史や、実存形態との関連において十全に位置付けられるとする考えを否定する。17世紀中葉のヨーロッパで狂気の隔離が始まり、「心理学的人間」が誕生していく様子を簡単に素描しており、後の大著に繋がっていくテーマの萌芽が見られる。第6章での、近代ヨーロッパの教育学への批判が興味深かった。2021/06/30

有沢翔治@文芸同人誌配布中

1
フーコーにしては読みやすい。基本的に色んな人がいた方が楽しいじゃん! と思う僕は、世知辛い世の中になったなぁ、と思う。福祉系・精神科医のテキストにはフーコーを入れて欲しい、と思うのは僕だけ?^^; 自分たちのやろうとしてることの「功罪」についてもっと知るべき。2012/05/14

畑 いゆ

1
予備知識なく読み始めたましたが、すんなんりと入っていけました。 フロイトの行った業績の意義についてなど、西欧での狂気についての歴史的な扱われ方の考察など興味深く読めました。2012/01/22

抹茶ケーキ

0
二部構成になっていて第一部は精神疾患の論理をいわば内側から眺めたもの、第二部はある特定の気質を精神疾患とラベルづけする文化的な要因についていわば外側から眺めたものになっている。前半は心理学者時代のフーコーの問題圏を、後半は『狂気の歴史』に結実する問題圏を表していて、フーコーがフーコーらしくなる途上の著作として興味深いものだと感じた。短いし読みやすいしフーコーらしさも出てるし、すごくよい本だと思った。2016/03/13

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