精神病理学研究〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 387,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622022138
  • NDC分類 493.71

内容説明

現象学的方法による、精神医学の方法を確立する過程の論文集。本書は「盲覚の分析」「盲覚」「精神病理学における現象学的研究方向」ほか、全五論文。

目次

妄覚の分析(実体性と実在判断)(問題設定の暫定的分析と整理;特殊な研究)
妄覚―批判的報告(現象;依存関係 ほか)
精神病理学における現象学的研究方向
早発性痴呆「Dementia Praecox」(精神分裂病)の場合の運命と精神病の間の因果関連および『了解』関連(方法論的概観;反応性精神病の学説 ほか)
実体的意識性(意識性錯誤)について、精神病理学的要素症状

著者等紹介

ヤスパース,カール[ヤスパース,カール][Jaspers,Karl]
1883‐1969。1883年2月23日、ドイツのオルデンブルクに生れる。ギムナジウム卒業後、3学期間法学の勉強をしたが、自然科学に転向しベルリン、ゲッチンゲン、ハイデルベルクなどで医学を修める。1908‐1915年、ニッスル教授の主宰するハイデルベルク大学精神科に勤務、1913年に心理学の大学教授資格を得る。精神病理学から哲学に転じ、1921年にはハイデルベルク大学の哲学主任教授となる。だがナチの拾頭と共に1937年教職を追われることになった。しかし1945年には再び教授の資格を得、1948‐1961年バーゼル大学教授

藤森英之[フジモリヒデユキ]
1934年に生れる。1960年信州大学医学部医学科卒業。1963‐65年ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生。元都立松沢病院副院長
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