出版社内容情報
超越論的哲学としての、また超越論的イデアリズムとしての現象学という思想、現象学的還元の思想を初めて確立した書。現代思想に豊かな刺激を与えた最も基本的な入門書。
1965年初版
※基本図書限定復刊2002年2月:2/8刊
目次
講義の思索過程
講義(自然な思考態度と自然的態度の学問;哲学的(反省的)思考態度
自然的見方における認識反省の諸矛盾
真の認識批判学の二重の課題
真の認識批判学は認識の現象学である
哲学の新次元、科学に対立する哲学固有の方法 ほか)
附論
附録 原典批評
著者等紹介
フッサール,エドムント[フッサール,エドムント][Husserl,Edmund]
1859‐1938。1859年4月8日当時のオーストリア領に生れる。1876年ライプチヒ、ベルリン、ウィーンの各大学に学び、1883年学位を得る。1884年ウィーン大学のブレンターノの門下に入り、専攻していた数学から哲学への道を歩む。1906年ゲッチンゲン大学教授となり1916年まで在職。その後1928年までフライブルク大学教授
立松弘孝[タテマツヒロタカ]
1931年名古屋に生れる。1953年南山大学文学部独文学科卒業。東京大学大学院修士課程を経て、1955‐58年ボン大学で哲学専攻。南山大学名誉教授
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