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人間知性新論

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  • サイズ A5判/ページ数 626,/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784622017738
  • NDC分類 134.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

1703年、著者はロック『人間知性論』への批判的論拠を対話形式で書いた。コペルニクス的転回から、現代ではチョムスキーの言語理論にまで及ぶ現代哲学の方法を示す。

1987年初版 

※基本図書限定復刊2002年2月:2/8刊

内容説明

本書におけるフィラレートとテオフィルの仮空の対話は、ありえなかったロックとライプニッツとの対話篇である。それは、経験論と合理論の二つの哲学的伝統の最も偉大な魂の間で交わされる対話に他ならない。魂はタブラ・ラサ(何も書かれてない板)ではない。魂はその本来の内容、本有的概念をもつという“モナド論”的に把握された魂の形而上学的考察に始まり、観念・言葉・真理・認識という主題をめぐり、ライプニッツの哲学が、自由に鮮明に語られる。

目次

1 本有的概念について(人間の精神の内に本有的原理があるかどうかについて;本有的であるような実践の原理は全く存在しないということ ほか)
2 観念について(観念一般が論じられ、人間の魂が常に思惟しているかどうかが折りに触れて検討される;単純観念について ほか)
3 言葉について(言葉ないし言語について;言葉の意味について ほか)
4 認識について(認識一般について;私たちの認識の程度について ほか)

著者等紹介

米山優[ヨネヤママサル]
1952年東京に生まれる。1981年東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。博士(学術)。現在、名古屋大学大学院情報科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

有沢翔治@文芸同人誌配布中

1
ライプニッツがジョン・ロックの『人間知性論』を意識して書いた著作です。対話編の形を取っていて、フィレラートに経験論をテオフィルにライプニッツの意見を代表させています。  この著作で書かれている内容は観念やそれを表す言葉、認識などです。しかし観念や言葉などはそれを証明するための前振りにすぎなく、一番ライプニッツが言いたかったのはロックのタブラ・ラサの反論のように思います。https://shoji-arisawa.blog.jp/archives/51147203.html2010/12/10

ULTRA LUCKY SEVEN

0
対話形式の本。復刻を。2012/03/02

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