内容説明
〈経済表はすべての近代経済学にとって、スフィンクスの謎であった〉(エンゲルス)といわれる。18世紀後半のフランス経済社会の危機の分析、また現実批判の結実として経済表の成立を精細に分析し、社会科学出立点の生気を蘇らせる。
目次
序章 ケネー『経済表』刊本考
第1編 「危機」の経済学としての『経済表』(「危機」の構造;『経済表』における「危機」の認識)
第2編 再生産論としての「経済表」の分析(「経済表」における基礎範疇;「経済表」の循環構造をめぐる諸論点)
〈経済表はすべての近代経済学にとって、スフィンクスの謎であった〉(エンゲルス)といわれる。18世紀後半のフランス経済社会の危機の分析、また現実批判の結実として経済表の成立を精細に分析し、社会科学出立点の生気を蘇らせる。
序章 ケネー『経済表』刊本考
第1編 「危機」の経済学としての『経済表』(「危機」の構造;『経済表』における「危機」の認識)
第2編 再生産論としての「経済表」の分析(「経済表」における基礎範疇;「経済表」の循環構造をめぐる諸論点)