ヘルメティック・サークル - 晩年のユングとヘッセ

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ヘルメティック・サークル - 晩年のユングとヘッセ

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622012092
  • NDC分類 146.1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

傘緑

10
「私が最初にアブラクサスという名を見たのは『デミアン』の中でだが、実際には子供のころからそれを知っていた…アンデス山系のまっただ中に…チリの海岸に波を打ちよせる太平洋の底知れぬ深さの中…」 『デミアン』に憑りつかれた著者とヘッセ、ユングとの対話。小ぶりながらどこかエッカーマンの『ゲーテとの対話』を思わせる、ただ対話の内容は霊性に関することのみ。リルケやマイリンク、カイザーリングなどの他の作家に関する言及も少々。 そういえば『攻機 S.A.C.』にも「セラノ」なる人物が出てくるがこれが元ネタなのかもw2016/09/04

七生

0
昔、読んだので記憶があいまいになってしまったが、ある雪の日に尋ねていくと、 不思議な偶然が起こって、「それが、ヘルメテッィク・サークルです」とユングが 答えた。とかだったような・・素晴らしい本である。2012/03/28

きゃべつ

0
ヘッセとユングの晩年における思想の類似。 著者の静かな語り口から、二人の「世界の根源」に対する捉え方を見事に描写されている2023/11/01

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