出版社内容情報
ステキな恋人たちの世界をエスプリに満ちたソフト・タッチで描く、あなたの、やさしい愛の本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
42
私は下戸ですのでナイトキャップに軽い読み物を読むのです。で、レイモン・ペイネをこの頃はちらちらと手繰っていたのですけれども、いいですねえ。そうそうと笑ったり、ほほうと笑ったり、おやおやと笑ったりして、つまりはすべての頁で微笑むのですね。絵に描かれている前後のことを思い、考えてさらにくすりとしながら眠りにつくのはとてもいい心持ちです。串田孫一の解説も秀逸ですしねえ。お湯で割ったブランデーってこんな香りなのかしらん。2019/02/03
かおりんご
36
画集。ペイネの作品は癒されます。どきどきしたいなぁ。近々、ペイネの美術館に行くことにします。2014/08/05
うめ
25
お花に小鳥にお魚に。好きなものがぎゅっと詰まった愛おしい本。ちょっとだけ大人味。恋って年を重ねるほどに味わいが増す、そんな気がする。2017/11/17
たまきら
23
子供のころ家にあったなあ、これ。裏表紙に父から母への詩が書いてあってへえ!なんて思った。内容がよくわからなかったものもあって、今また読み返して(ああ、そういうこと)と思ったり、やっぱりまだわからなかったり。あの本、父が燃やしちゃったんだよなあ…母へのラブレターがたくさんはいった箱と一緒に!母、いまだに怒っています。当たり前だよなあ。2017/04/10
またたび
22
ペイネの画集(漫画?)。ラブラブなカップルや鳥、少しさみしそうな人魚など、ペイネの絵に癒される。"フランスの重要資源は恋と花と小さいひばりと…"とか"罰として百回お書きなさい、「私はキッスが上手です」"とか"君は頭で恋をしている"とか、絵の下に入る注釈が洒落ていて、可愛らしいペイネの世界をより楽しませてくれる。寝る前に毎日ぱらぱらと眺めたいような一冊。新婚さんへのプレゼントにもいいかも。2013/09/29
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