伏見康治著作集 〈3〉 数学と物理学

伏見康治著作集 〈3〉 数学と物理学

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  • サイズ B6判/ページ数 316p
  • 商品コード 9784622008231
  • NDC分類 408

出版社内容情報

現象の背後に自然の精妙な論理を読みとる物理学者の創造の世界。科学エッセイの集成といえる。

目次

1 理論の導き―自然は教育的である
マッハの『力学』
三つの英語
「幅のある時間」を求めて―統計的時間を中心に
アインシュタインから久保へ―非平衡統計力学の1章
アインシュタインと原子論
私のエントロピーの考え方の発達
対談 時間、量子力学者と精神病理学者の対話
対談 エントロピーとともに
2 新々科学対話
「不確定性」その他
偶然
物理学基礎理論―超多時間理論の展望
速度―ベータトロンをめぐって
原子建築の設計者たち
原子物理学とラビ
原子の世界と素粒子の世界
20世紀後半の物理学―湯川博士の非局所場の理論
統計力学の行方
ボルツマン『気体運動論講義』
ロケットの数学
プラズマの挑戦―森を見なければならない〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

driver1988

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伏見さんは原子核物理より原子物理の方に鉱脈があると思われていたようだ。「原子核物理の実験はやさしくて、やりがいがあって、広汎緻密に調べられてきたということ、これに対して、原子物理の実験は難しくて、ぱっとしなくて、ごく荒っぽく調べられているに過ぎないことである。しかも後者はもしそれが知られていたら、人生に深い関係がある限りもっと貴重なデータであるに違いないのに・・・。」さて今の原子物理の状況はいかに2010/11/06

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