幾度もソクラテスの名を〈2(1966~1986)〉

幾度もソクラテスの名を〈2(1966~1986)〉

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  • サイズ B6判/ページ数 383p
  • 商品コード 9784622003670
  • NDC分類 130.4

内容説明

著者のアイロニーとユーモアは「概念の内に秘められた莫大なエネルギー」への思いから生じている。語の濫用や牽強付会、事大主義など哲学の頽廃現象への痛烈な警鐘であった。稀有の毒舌、無類の文章家の晩年の作品34篇。

目次

ギリシアの輪廻思想と神秘主義―インド思想への一つの手がかり
自然法と倫理―ヘラクレイトスの場合
ギリシアにおける「思惟と存在との同一」説の成立
神の墓―ギリシア人の心
恥と死―ホメーロスの場合
アリストテレスと歴史
幾度もソクラテスの名を
徳と幸福―アリストテレス
四つの徳―プラトン
Be動詞について
煙草と『形而上学』
自殺について―ギリシア哲学の場合
伊藤勝彦『拒絶と沈黙』
カール・レーヴィットの『ヘーゲルからニューチェへ』
プラトン『饗宴』解説〔ほか〕

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