感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千本通り
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漢奸の大物の裁判記録を載せている。意外だったのはその処刑の仕方で、死刑は銃殺なのだが、処刑場に連れてきて頭の後方から拳銃1発で仕留めている。歩兵が横一列になって柱にくくられた死刑囚に歩兵銃を向けるというのではない。なお一番最後に死刑に処せられた大物漢奸、王揖唐は「自分は銃殺されるべきである」としか言わず、あとは固く沈黙を守ったままだったのを根に持たれたのか、衰弱のために文字通り生ける屍のような体だったのにわざと急所を外して6発も銃弾を撃ち込まれ、7発目でようやく絶命したというなぶり殺しにされた。2023/03/04
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