出版社内容情報
貧困や格差がなぜ問題なのかを、身近な生活から考えられるようにまとめてみました。教育や医療、住まいが整っていない社会では、人が助けを求めにくくなり、孤立しやすくなります。貧困は制度を変えることで改善でき、社会を良くする力は私たちにもあります。「どんな社会で生きたいか」を考えるきっかけになる本です。
《10代の悩みを読み解く社会学》シリーズの特色:学校や友人関係、進路、将来への不安など、10代の悩みを「社会」の視点から読み解く全5巻シリーズ。悩みの原因は、自分の性格や努力だけではなく、社会の仕組みや環境にあることも少なくありません。このシリーズでは、身近な悩みを入り口に、自分と社会とのつながりを考えます。中学生から大学生までが、悩みを新しい視点で見つめ直すための入門書です。
【目次】
第1章 子どもの貧困とは何か、なぜ子どもの貧困が問題なのか
1 社会学的想像力から子どもの貧困を読み解くこととは
2 貧困の意味と子どもの貧困のとらえ方
3 子どもの貧困の実態
4 なぜ子どもの貧困への社会的対応が必要なのか
第2章 子どもの「貧困」はなぜ起こるのか
1 貧困問題が生まれる経済的要因
2 貧困が生まれ、深まっていく社会的要因
3 貧困の緩和に十分機能していない政策的要因
第3章 教育は子どもの貧困を改善することができるのか
1 教育が子どもの貧困対策として重要な理由
2 教育費を保障する政策の重要性
3 学習・生活支援と居場所づくり
4 教育そのもののあり方を問い、改善する
【コラム】地域に広がる「こども食堂」の取り組み
第4章 国は子どもの貧困にどのように取り組んでいるのか
1 「子どもの貧困対策推進法」ができるまでの経緯とその意義
2 「こどもの貧困解消法」に至るまでの法改正の動向
3 子どもの貧困対策の全体像と主な施策の概要
4 子どもの貧困をどう理解し、どう向き合うか―10代の読者へのメッセージ
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