出版社内容情報
MASLD/MASHという新しい診断基準
代謝機能障害を基軸とした新基準ではMet-ALDという新概念が定義され、肝臓疾患の世界の大きな展開点となりました。
FGID(機能性消化管障害)
近年脳と腸は双方向に影響を及ぼすなど脳腸相関障害(DGBI)の理解が進み、機能性ディスペプシア(FD)や過敏性腸症候群(IBS)への対処も必須のスキルです。
ゆえに3部構成とし、6章分を新設しました!
日進月歩の消化器分野を【極論】するため、「機能性消化管障害」「大腸癌」「脂肪性肝疾患」「ウイルス性肝炎」「内視鏡診療」「肝硬変」を新設しました。3部構成となった「極論」をご期待ください。
【目次】
第1部 上部消化管 各 論
■ 1章 消化管出血[Gastrointestinal Bleeding]
極論1 血行動態を何よりも(内視鏡よりも)優先させる
極論2 数分で把握する病歴と身体所見
極論3 黒色便と血便の本当の意味は…?
極論4 リスク評価は経験のない若手の味方
極論5 過剰な輸血はしない
コラム1 小腸出血
■ 2章 胃食道逆流症[Gastroesophageal Reflux Disease;GERD]
極論1 警告徴候がなければPPI,診断的治療でもPPI
極論2 PPI投与,実は「食後」よりも「食前」
極論3 無敵のPPIにも「弱点」はある
極論4 生活指導でPPIをサポートする
極論5 GERDは胸焼けだけではない
コラム1 バレット食道
■ 3章 嚥下障害[Dysphagia]
極論1 まず症状発現のタイミングで分ける.「すぐか?」「 数秒後か?」
極論2 食道性嚥下障害は「内視鏡」が必須
極論3 口腔咽頭性嚥下障害なら「嚥下造影検査」「耳鼻科評価」
極論4 最後は「食道内圧測定」を行う
コラム1 好酸球性食道炎(eosinophilic esophagitis;EoE)
■ 4章 消化性潰瘍[Peptic Ulcer]
極論1 潰瘍の原因はストレス・コーヒーよりも「ピロリ・NSAIDs」
極論2 酸分泌の抑制,これ一本で勝負!
極論3 みつかったらすぐに「除菌」
極論4 悪性病変の除外を忘れない
コラム1 HP 感染胃の内視鏡所見
■5章 機能性消化管障害[Functional Gastrointestinal Disorders; FGID]
極論1 機能性ディスペプシアでは内科医の素養が試される
極論2 FD患者でピロリがいればまず除菌.それ以外のFDの治療は症状ベースで
極論3 FDの治療の主体は「酸分泌抑制」と「消化管運動機能改善薬」
極論4 警告徴候がなく排便に関連した慢性的な腹痛がIBS
極論5 IBSは4タイプに分類する
極論6 IBSの治療戦略は「便秘型」「下痢型」「混合型」で分ける
幕 間
■ 6章 内視鏡診療[Endoscopy]
極論1 内視鏡検査のリスクマネジメントは術前から始まる
極論2 抗血栓薬の休薬はリスクとベネフィットのバランスで考える
極論3 持続可能な内視鏡診療のために人間工学が必要
第2部 下部消化管 各 論
■ 7章 下 痢[Diarrhea]
極論1 発症4週間以内か? 以上か? それが問題だ
極論2 便培養よりむしろCDトキシン



