コミュニティの回復と図書館の力―アメリカ公共図書館の実践

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コミュニティの回復と図書館の力―アメリカ公共図書館の実践

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621312919
  • NDC分類 016.253
  • Cコード C3004

出版社内容情報

人と人をつなぎ、コミュニティと民主主義を支える図書館の力を実例から描く
孤独や分断が深刻化する現代において、図書館は単なる知の集積ではなく、
人と人をつなぐ公共空間として再評価されている。
本書は、アメリカ各地の公共図書館の実践をもとに、コミュニティの回復と
民主主義の基盤づくりにおける図書館の役割を描く。
第1章では社会的断絶と政治的分断を背景に問題を整理し、
第2章では帰属意識を支える社会インフラとしての図書館の機能を論じる。
第3章では具体的な図書館事例を紹介し、第4章では市民参加や協働のかたちを検討、
第5章ではメンフィスでの実践から空間の再構想を示す。
最終章(6章)では、健康、教育、デジタル格差など現代的課題に応える図書館の未来像を提示する。
著者シャーマイケル・ホールマンは、
都市図書館協議会で公共図書館の社会的役割を研究・実践してきた第一人者であり、
現場経験と政策的視点を兼ね備える。
本書は、図書館とコミュニティの双方向的な関係を通じて社会的つながりを再構築する道筋を示す、
実践と思想を結ぶ一冊である。


【目次】

訳者まえがき
はじめに

第1章 孤独と分断
社会的断絶について
政治的分断の拡大
市民再生の文化を活性化する

第2章 帰属意識をつくる
帰属意識の促進
社会インフラの六つの柱
現場での市民の再生
市民インフラの設計と資金提供
市民・社会インフラとしての図書館
市民の健康の促進
公共図書館における橋渡し活動の類型
課題

第3章 すべての人のための場所としての図書館
コロラド州メサ郡立図書館
アイオワ州ノースリバティ
多様性への取組み
第4章 協力,ボランティア,協働
関与のレベル
ボランティア作業とイベント主催
寄付,アドボカシー,リーダーシップ
組織とのパートナーシップ
アーティストとしての市民

第5章 メンフィスの教訓
帰属を中心に空間を再イメージする
メンフィス公共図書館を越えて

第6章 前を向く
変化する世界ですべての人を歓迎する
自動車文庫(BM)を越えて:コミュニティメンバーがいる場所で会う
健康とウェルネス
労働力開発とスキル構築
デジタルの公平性
モノの図書館
建物の支援

あとがき
考えることから行動することへ:あなたの図書館は国を再びつなぎ合わせる

注 釈
索 引

目次

第1章 孤独と分断
第2章 帰属意識をつくる
第3章 すべての人のための場所としての図書館
第4章 協力、ボランティア、協働
第5章 メンフィスの教訓
第6章 前を向く

著者等紹介

三浦太郎[ミウラタロウ]
明治大学文学部専任教授、明治大学図書館副館長。東京大学文学部卒業、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了(教育学)。2007年、明治大学文学部専任講師。専任准教授を経て、2019年より現職。専門は図書館情報学・図書館史。現在、日本図書館情報学会会長、日本図書館協会国際交流事業委員会委員長などを務める

ホールマン,シャーマイケル[ホールマン,シャーマイケル] [Hallman,Shamichael]
図書館政策研究者。北米の主要な公共図書館システムによるイノベーションと実践のネットワークである都市図書館協議会(Urban Libraries Council)において、市民の健康と経済機会を担当するディレクターを務めている。この役割において、公共図書館を市や郡にとって不可欠なインフラとして位置づけ、物理的空間としての価値や、多様な生活体験を結びつける場としての役割について議論を進めている。2017年から2022年にかけて、歴史あるメンフィス公共図書館コシット分館のシニア・ライブラリー・マネージャを務めた。メンフィス公共図書館在職中、同図書館システムは博物館・図書館サービス局(Institute of Museum and Library Services)から「2021年度全米博物館・図書館科学賞」を受賞し、同年11月には『スミソニアン』誌により全米で最も革新的な公共図書館に選出された。ペンシルベニア大学大学院で非営利組織リーダーシップの修士号を取得。2023年、ハーバード大学大学院デザイン科のローブ・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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