出版社内容情報
「なぜ?」からすべてが始まる!
野生動物の暮らしを手がかりに、世界の見え方が少し変わる入門書。
野生動物は、どこで、どのように暮らしているのか?
なぜその場所に生き、どのように私たちと関わっているのか?
本書は、こうした素朴な「問い」から出発し、野生動物学の世界へと案内する入門書です。
京都大学の講義をベースに「フィールド」と「研究室」横断しながら41の「質問に」、10名の先生が多様な視点で答えます。
大型哺乳類を中心とした具体的な事例をもとに、動物の行動や分布、進化の背景をわかりやすく解説。
さらに、野生動物と人間との関係や保全の課題にも目を向け、環境や私たちの暮らしとのつながりを考えます。
予備知識がなくても楽しく学べる一冊です。
【目次】
はじめに ~野生動物学への誘い~
■ 第1章 野生動物という存在
イントロダクション――野生動物とは何でしょうか
Q.野生動物と飼育動物、家畜、ペットでは何が違いますか?
Q.野生動物って何種類くらいいるんですか?
Q.野生動物の個体数は本当に減っているの?
Q.ヒトとヒト以外の動物は何が違いますか?
Q.動物にも喜怒哀楽はありますか?
Q.野生動物とヒトは仲良くなれますか?
Q.動物の目にはどう見えているんですか?
Q.動物と目を合わせてもよいですか?
Q.野生動物に、性格の違いはありますか?
Q.チンパンジーが進化したら人間みたいになる?
[コラム]動物のケンカのおさめ方
■ 第2章 野生動物の暮らし
イントロダクション――野生動物はどのように生きているのでしょうか
Q.野生動物は、暖かい地域にたくさんいるのですか?
Q.動物は寒さにどう打ち勝つの?
Q.野生動物も、お腹いっぱいになるまで食べますか?
Q.動物のウンチから、どんなことがわかるの?
Q.野生動物の年齢はわかりますか?
Q.動物の行動には全部理由がありますか?
Q.野生動物の生活する範囲はどのくらい?
Q.なぜ季節ごとに大きく移動するのでしょうか?
[コラム]北極でのアザラシの暮らし
[附属施設①]幸島観察所
■ 第3章 オスとメス、そして子育て
イントロダクション――なぜ動物にはオスとメスの二つの性があるのでしょうか
Q.なぜオスとメスで、姿や形が違う動物がいるの?
Q.野生動物は、どんなところで出産するのですか?
Q.出産の季節はどうやって決まっている?
Q.子はいつまで、親のそばにいるのですか?
Q.どうして、動物によって授乳期間がずいぶん違うの?
Q.なぜ、繁殖地や繁殖期が限られている動物がいるの?
Q.交雑は、野生動物でも生じるのでしょうか?
[コラム]野生動物の命を未来につなぐ
■ 第4章 群れをつくる理由
イントロダクション――動物はなぜ群れをつくるのでしょうか
Q.動物の群れには、必ずリーダーがいますか?
Q.動物たちは、どんな「社会」で暮らしているの?
Q.動物でも協力することがありますか?
Q.動物はどんな風に、コミュニケーションをとるの?
Q.どのように個体識別をするのですか?
[コラム]動物の「社会」の調べ方
■ 第5章 野生動物の保全
イントロダクション――野生動物を保全する理由は何でしょうか
Q.なぜ野生動物を守らねばならないの?
Q.遺伝情報は、保全にどう役立つのですか?
Q.動物は人と暮らして幸せですか?
Q.野生動物と、うまく付き合う方法はある?
Q.プラスチックは野生動物にどんな存在ですか?
Q.外来生物



