出版社内容情報
主に3世紀から7世紀にかけて、日本列島のほぼ全域に、世界的に見ても多数の墳墓が建設された。その古墳文化は北海道や沖縄県にも影響を与えた。世界遺産にも登録された百舌鳥古墳群のような前方後円墳や、有名な巨石石室の石舞台古墳をはじめとして、八角墳や円墳、前方後方墳など多様な形状に、刀剣や埴輪などの様々な出土品は、古代日本の姿を明らかにする貴重な手がかりとなっている。初期の古墳から東北の末期古墳まで、地域の独自性も見られるものを含め、全国の主要な古墳を取り上げた小百科。
■古墳の作り方や時代背景、出土品の傾向などをまとめた背景知識を第Ⅰ部として掲載
■各都道府県の古墳がすぐ探せる
■各古墳の主要な発掘品や墳丘の形状など、基礎情報も充実
【目次】
第Ⅰ部 古墳とは何か
第Ⅱ部 都道府県別古墳紹介