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出版社内容情報
9年ぶりの改訂・2章新設!
世界の睡眠研究をリードするスタンフォード大学睡眠医学センターで睡眠医学の歴代のレジェンド(先達)より直に教えを受けた河合真先生が次の世代に「睡眠愛」を引継ぎます。新たに睡眠検査の考え方や概日リズムを臨床に応用した24時間医学、睡眠指導の熱い心構えも加えました。最新知見・エキスパートオピニオン(河合節)満載の睡眠医学の「極論」をご期待ください。
【目次】
"第1部 睡眠医学:総 論
1章 睡眠医学を学ぶための「極論」の前の「総論」[Introduction]
極論1 睡眠医学のお作法を知らずに研修期間は終わる
極論2 睡眠は究極のブライバシーである
極論3 終夜睡眠ポリグラフ検査を見れば進路が変わる. 睡眠そのものに興味を向けろ
極論4 共通語を知れば睡眠医学に参入できる
コラム1 睡眠医学はどうあるべきか?
第2部 外来で診る睡眠医学
2章 睡眠検査[Sleep Studies]
極論1 睡眠検査は睡眠を見て診るために行う
極論2 一番偉いパラメータは脳波! ゴールドスタンダードから始めよう
極論3 OSASだけ診るなら簡易検査の「少々間違う」を許容できるか?
極論4 MSLTは眠気を「見る」検査.実施はいろいろ大変
コラム1 眠りの判定に脳波が必要か?
3章 成人の閉塞性睡眠時無呼吸症候群:診断編 [Diagnostic approach for OSAS in adults]
極論1 OSASを知っている? ありがとう! でも謙虚であれ
極論2 OSASを診るな,患者を診ろ
極論3 上気道を診ないOSASの診察は無駄
極論4 OSASは突然「出現」したり「消失」したりする
コラム1 スクリーニングを感度の低い検査ですると,どうなるか?
4章 成人の閉塞性睡眠時無呼吸症候群:治療編 [Treatment approach for OSAS in adults]
極論1 AHIを知ることがOSAS治療の第一歩
極論2 CPAPは「人工呼吸器」ではない
極論3 CPAPで効果がなくても驚くことではない
極論4 医者の正義を押しつけない.疫学を脅しの道具に使わない
コラム1 「CPAPミラクル」は嗜む程度.中毒になるな! / コラム2 OSASの治療法の歴史
5章 パラソムニア: 睡眠中の異常行動 [Parasomnia]
極論1 パラソムニアは「睡眠に付き従う, 随伴する」ではなく,「睡眠中にするべきではない」行動
極論2 泥酔とパラソムニアは似ている
極論3 パラソムニアが生じる必要条件を考えろ
極論4 本物の睡眠専門医と睡眠検査技師と睡眠検査室の出番
コラム1 中枢パターン発生器(CPG)って?
6章 ナルコレプシー [Narcolepsy]
極論1 知らない疾患は絶対に診断できない
極論2 神経伝達物質を理解しなければ,診断も治療もできない
極論3 オレキシン・ハイポクレチンが「一番偉い」
極論4 REM睡眠は「かわいい」が「無防備で危険」
極論5 ドパミン作動薬の全てを敬い畏れよ
コラム1 オレ
内容説明
9年ぶりの改訂・河合節再来・2章新設!睡眠は24時間で考える。歴代のレジェンドから引き継いだ「睡眠愛」を読者に捧ぐ!
目次
第1部 睡眠医学:総論(睡眠医学を学ぶための「極論」の前の「総論」)
第2部 外来で診る睡眠医学(睡眠検査;成人の閉塞性睡眠時無呼吸症候群:診断編 ほか)
第3部 境界領域で診る睡眠医学(救急外来における睡眠医学;不眠症)
第4部 入院で診る睡眠医学(入院病棟における睡眠医学;集中治療室における睡眠医学)
第5部 社会で診る睡眠医学(医師の睡眠不足;小児の睡眠医学 ほか)
著者等紹介
河合真[カワイマコト]
米国スタンフォード大学睡眠医学センタークリニカルアソシエイトプロフェッサー。1997年 京都大学医学部卒業。2020年~ 現職
香坂俊[コウサカシュン]
慶應義塾大学医学部循環器内科 准教授、同 医療科学系大学院臨床研究部門 プログラム責任者。スタンフォード大学循環器内科 訪問研究員。横浜市立大学データサイエンス学部 特任教員。1997年 慶應義塾大学医学部卒業。2008年~ 慶應義塾大学医学部循環器内科 スタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



