出版社内容情報
多くの大学で採用されている定評のある教科書の改訂
健康の維持・増進に予防はもっとも効果的で、“疾病予防”の重要性はますます増している。感染症や食中毒をはじめ生活に密着した様々な疾病の原因究明や化学物質の健康影響とその作用機序の解析、環境衛生の専門知識を通じて貢献する「衛生薬学」が果たす役割は大きい。本書は薬剤師国家試験の出題基準に対応し、令和4年度版のコアカリキュラムを考慮して、医療の担い手としての薬剤師を目指す薬学生が身につけておくべき衛生薬学に関する基本的事項をすべて網羅。
■ おもな改訂内容と特徴
・「薬学教育モデル・コア・カリキュラム 令和4年度改訂版」の内容を考慮
・最新の情報を盛り込み、全章にわたって内容、図表、統計データを更新
・先見性を持った質の高い内容
・さまざまな事項を羅列するだけでなく、その根拠となる考え方を明記
・各章で、統計・疫学的知見、個別事項の説明、予防という流れで解説
内容説明
「衛生薬学」分野を体系的にまとめた、定評ある教科書の改訂版。「衛生薬学」は、私たちの健康や公衆衛生に密接に関連するさまざまな感染症、生活習慣病、栄養の過不足、食中毒、食品衛生、環境衛生についての原因究明とその予防、および、化学物質の健康影響に関する作用機序の解析などを通じて、疾病予防の分野で大きな役割を果たしている。本書は、さまざまな分野・場面で医療人としての活動が求められる薬剤師・薬学出身者が身につけておくべき衛生薬学に関する基本的事項をすべて網羅しつつ、最新の情報を盛り込み、丁寧な解説でまとめている。
目次
1 保健衛生(健康と疾病;保健統計;疫学;疾病予防と健康管理;感染症とその予防対策)
2 栄養・食品と健康(栄養生理学;食品衛生)
3 ヒトと環境(化学物質の毒性;環境衛生)
著者等紹介
原俊太郎[ハラシュンタロウ]
昭和大学薬学部教授
姫野誠一郎[ヒメノセイイチロウ]
昭和大学薬学部客員教授
吉成浩一[ヨシナリコウイチ]
静岡県立大学薬学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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