出版社内容情報
究極の地震対策は大地震に遭遇したとき、生き延び、犠牲者にならないで済むための対策をすることである――。本書では地球科学の専門家が地震の記録、地震予知の歴史、地震発生のメカニズム等を解説。それらを踏まえ、究極の地震対策「抗震力(こうしんりょく)」を提唱する。次の大地震・巨大地震に遭遇したときに生き延びる術を身につける一冊。
内容説明
究極の地震対策は大地震に遭遇したとき、生き延び、犠牲者にならないで済むための対策をすることである―。本書では地球科学の専門家が地震の記録、地震予知の歴史、地震発生のメカニズム等を解説。それらを踏まえ、究極の地震対策「抗震力」を提唱する。次の大地震・巨大地震に遭遇したときに生き延びる術を身につけるための一冊。
目次
序章 過去を知る
第1章 関東大震災から百年
第2章 地震防災
第3章 地震発生予測
第4章 大地震の発生地域
第5章 次の関東地震の予測
第6章 抗震力
第7章 防災力
著者等紹介
神沼克伊[カミヌマカツタダ]
国立極地研究所・総合研究大学院大学名誉教授。理学博士。専門は固体地球物理学。東京大学大学院理学研究科修了後に東京大学地震研究所に入所、地震や火山噴火予知の研究に携わる。1974年より国立極地研究所で南極研究に従事。2度の越冬を含め南極へは15回赴く。南極には「カミヌマ」の名前がついた地名が2か所ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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究極の地震対策 抗震力 生き延びる術 犠牲者にならないこと 科学的に見える非科学的な言説 繰り返される地震後の混乱 その前に犠牲者にならない 「3日間は自助で備える」の限界 地震予知の三要素 大地震切迫説の終焉 地震学の危機 地震現象の解明能力低下 曖昧な地震発生予測 個人の究極の地震対策 揺れが収まるまで屋内で待つ 家具は倒れると凶器 幼児期からの地震教育 「正しくおそれる」第一歩 総合的な地震対策 壊れても生存空間を確保 外出時の帰宅困難対策 沿岸部での津波への警戒 災害発生時の自助共助公助2025/05/14